ミニマリストは潔癖症なの？

個人的によく聞かれる「ミニマリストは潔癖症？」の質問にお答えするコンテンツです。とりあえず、私自身は潔癖症ではありません。

ミニマリストは潔癖症ではない

私はミニマリストですが潔癖症ではありません。なので、「潔癖症のミニマリストもいるかもしれないがそうでない人もいる」が答え。「ミニマリスト＝潔癖症」ではないということになります。
一般の方からすると極端に見えるほど断捨離に精を出すミニマリストは潔癖症と混同されがちです。潔癖症の人が自分にあったライフスタイルを追求した末にミニマリスト的な生き方にたどり着くケースもありはします。

ミニマリストと潔癖症の人をわけるのは「何のためにその生活をしているのか」という目的の部分です。
所有するものは必要最小限に抑えたいと考えるのがミニマリスト。周囲の環境を清潔にしたいからものを置かないのが潔癖症の人です。
断っておきたいのですが、私はいわゆる潔癖症の方に対してネガティブな感情は持っていません。物事の感じ方は人それぞれだと思っています。

ただ、「ミニマリストだから潔癖症に違いない」といった雑な括り方は潔癖症の人に対しても失礼です。人間がお互いに違いを認め合って支えあって生きる社会が私の理想です。
潔癖症とミニマリストの生き方の違いを少しでも多くの人に知ってもらいたくて、今回「ミニマリストは潔癖症なのか？」の疑問に回答してみました。

「ミニマリスト＝きれい好き」でもない

ミニマリストの中には潔癖症どころかきれい好きでない人もいます。
所有する物を最小限に抑えるミニマリストの部屋は確かにパッと見”きれい”です。が、少ない物であってもその辺にバラバラに投げ出されているようでは本当の意味で「綺麗な空間」とは言えません。

私の友人のミニマリストには、持ち物は少ないけれど整理整頓が苦手で部屋もカバンの中もいつも散らかっていて全然気にならないという人がいます。その人はミニマリストではあるけれどきれい好きではないわけです。
結論として、「ミニマリストだからといってきれい好きではない」ということになります。

周囲の環境への好みは人それぞれ。多様な生き方を許容してくれる懐の深さがミニマリストの魅力の一つなのかもしれません。

私個人に限って言えば、友人から「ものすごいきれい好き」「さすがはミニマリスト」といった評価をもらうこともしばしば。自分では整理整頓が苦手な方だと思っているので、そういう時にはいつも少し戸惑ってしまいます。
「ミニマリストだから～」とか「潔癖症の人って～」とか、誰かに対するレッテル貼りは極力しないで生きていたいなと考える今日この頃です。