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ミニマリストになったきっかけ

私がミニマリストになったきっかけを書きます。不要な物をたくさん身の回りに置いていた私がミニマリストになり、「ミニマリストとして生きていこう」と決意するまでの自分史です。

もともとは物に囲まれた生活を送っていた

私はもともと家電メーカーに勤めていました。大学が美大だったのもあって、会社でもデザイン系の仕事が中心。
制作したデザインがちょっとした賞をいただいて、「独立して一人でもやっていけるかもしれない」と思い、フリーのプロダクトデザイナーとしての活動を始めました。
独立当時の私の身の回りは物があふれかえっている状態。仕事の勉強のために買い集めたプロダクト(主に家電)が部屋の大部分を占拠しており、特に問題も感じていませんでした。

貧困問題を知ってミニマルな暮らしを志す

不必要な物に囲まれる暮らしに私が疑問を覚えるようになったのは、若い人たちの貧困問題について知ってからのことです。私と同世代か、それよりもずっと若い世代の人たちが貧困から抜け出せずに苦しんでいる事実に衝撃を受けました。
生活必需品すら手に入らずに苦しんでいる人がいるのに、不必要な物を「これも勉強のうち」と言い訳しながら買い集めてきた過去の自分が今は恥ずかしくて仕方ありません。
同時に、「私だっていつ抜け出せない貧困の立場になってもおかしくないんだ」とわかって怖くもなりました。

ミニマリストになろうと決めたのはそれがきっかけです。「必要な物を必要な分だけ手元に置いておこう」と考えるようになりました。それを実現する生き方が「ミニマリスト」だったのです。

ミニマリストと貧困問題

若者の貧困問題を知ってミニマリストを志した私。ですが、ミニマリストになれば貧困問題を解決できると思っているわけではありません。
私一人の暮らし方が変わったところで社会に与えられる影響なんて微々たるものです。それでも、世の中で実際に起きていることから目をそらすわけにはいきません。

どこかに苦しんでいる人がいると知った上で家の中にある不要な品々を見ると罪悪感が湧きます。
「もし、未来の私が何かのはずみで貧しい生活を送らなきゃならなくなった時、今の私をどう思うだろう?」と考えると、不必要な物が家にあるのはほとんど苦痛です。

必要最低限にこだわって生活するミニマリストとしての暮らしは私に少しの勇気を与えてくれます。自分で自分の暮らしを恥ずかしく思わなくて済むから。
私にとってミニマリストは、問題から目をそらさずに「社会人」としてきちんと生きていくための最初の一歩です。
世のため人のためというわけじゃないけれど、これから先も自分の目に見える社会とできる限り向き合って、ミニマリストとしての生きることで責任を果たしていきたいと考えています。

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